若いうちにみなし残業で働くべきか

キャリア

終身雇用の時代は終わり「いかに成果を出して働くか」「どうやってスキルを身に着けてキャリアアップしていくか」という視点を多くの人が持っているだろう。私も成果主義の働き方に若いうちから慣れたほうがいいだろうと思い、みなし残業制度の会社に転職し、IT業界の門戸をたたいた。そこで感じた利点や欠点などを述べていきたい

1. 若いうちにみなし残業で働くメリット

1.1. 生活の見通しが立てやすい

残業時間が固定化されているので給与が安定する。毎月の収入がはっきりするので先々の見通しをかなり立てやすい。毎月の貯金額も決めれば目標の貯蓄に達するのはいつかというのもかなり明確化できるだろう。

1.2. スキルの習得と経験の蓄積

基本的にジュニアクラスでもみなし残業の会社は業務量がとんでもないことになっている。新卒だからとかは関係なく、たくさんの業務を経験できる。若いうちから猛烈に働くことで他の同僚とは比べ物にならない速度で成長できる可能性が高い。自身が身に着けたいスキルが得られる会社・チームであればたくさん働くこともそこまで苦ではないだろう。

2. 若いうちに裁量労働制で働くデメリット

2.1. 健康とライフバランスの問題

上述したとおり、猛烈に働くことが普通の環境である傾向が高いため基本的にみなしの残業時間よりも大きく抑えて働くことはなかなか難しい。そのため心身に支障をきたしてしまう人も少なくない。ハードワークは成長の源泉になるとは思うが働けなくなってしまっては元も子もない。サラリーマンである以上地味でつまらない仕事をこなさなければならないことも多々あるため、そういった状況が余計に拍車をかけることもある。

2.2. 余計な出費が増えるかも

たくさん働かなければならない状況は得てしてストレスを呼び、そのストレスを発散するために余計な出費が増えてしまう。時間を使って解消することができないので、意図せず散財(特に食事・酒)してしまうこともしばしば。

3. 私の意見

私としては若いうちにたくさん働くことを自ら希望しているなら全く問題はないと思うが、体は壊さぬようにしてほしいと思う。前述もしたがスキルをつけるために働けなくなってしまっては本末転倒である。そういった会社に入る場合は相応の覚悟をもって入るべき。人生は本当に魔マラソンのようなもので、思ってもいない山や谷にぶつかることが多々ある。サステナブルな働き方をして公私満足のいく生活をすべきかなと思う。

今は残業時間制の会社で働いているが、なんやかんや残業代最高。

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