働くとは挫折の連続なのかもしれない

ポエム

Dall-Eに「働く」「挫折」をテーマに画像を生成してみたらこんな画像がでてきた。

会社員になって5年が経つが、振り返ってみればスムーズにいったことが驚くほど少ない。学生の頃はこれまで学んだ知識を活かすのが大人で、なんでも知っていて何でもできるものだと思っていた。だが実際に入ってみて自身の体たらくに驚きを通り越して呆れている。しょーもない勘違いに辟易し、すごくできるように見える他の社員や上司に対して焦燥感を抱き、マネジメントの難解さに頭を抱え、正解のない課題に挑み続けたものの良い解を導けない無力感に打ちひしがれる。これらは氷山の一角で上げればキリがない。

しかも少なくとも35年はこれが続くらしい。私はアラサーなので、我々の年代だと75になっても働かないと引退できないと実しやかに言われている。こんな苦行が今まで生きてきた分の倍以上続くと思うと悍ましい。そりゃFIREも流行るよなとは思う。

それでも前を向き続け、進まなければならない。少子化の現代ニッポンでも若くて勢いのある人はどんどん現れる。止まっている場合ではない。舐められぬように、磨き続ければならない。変に齢だけを重ねて、中途半端になりつつある自身の強みは何なのか?明確にしたいがわからない。悶々とする駄々をこねても現実は変わらないので逃げ癖がつかないように、向き合い続けるしかない。

何となく思うのは、こういうときにも立ち上がれる原動力は必要なのだと思う。家庭があればそれが源泉になるのだろうか。妻子を養うというプレッシャーにもなりそうな気がしていたが、ここで折れるわけにはいかないというエンジンになるのだろうか。独身だと生かすも殺すも自分次第で、迷惑をかけるのは親のメンツくらいしかない。多分その程度じゃ支柱にはならないだろう。

そういえば就活のときに挫折経験の有無をしきりに聞かれたような気もする。それにどう立ち向かったかを答えた気もするが、何を言ったかは覚えてない。現代は豊かな生活を原始時代よりもできているはずだが、意外とこういうところは変わっていないか、むしろ悪くなっていたりするのかもしれない。根拠はない。

今日も酒を飲み、不貞寝することにする。明日は明日の風が吹く。仕方ないという言葉を口癖にして、下を向きながら歩き続ける。

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