TikTokの勢いがすさまじくYoutubeはオワコンといわれてしまっている近年ですが、何かを学ぶには非常に優れているプラットフォームかと思います。今回はキャッチアップに最適なチャンネルを紹介していきます。
データサイエンスといえば、「機械学習や統計」が良くイメージされると思いますがそれ以外の知識(DE,MLOps, BI)も必要だと個人的には思っているので、上記に縛られず幅広く紹介することにしました。
チャンネル集
スタビジ【誰でもAIデータサイエンス】byウマたん
「もっとデータサイエンスを身近に」ということを軸にして動画を作成されているチャンネルです。どの動画も5分程度でまとめてあり、扱っている内容も幅広いため「何から学んだらいいかさっぱり」という方に非常にオススメのチャンネルです。直近動画ではキャリアに関するトピックも多く、データサイエンスの世界に歩む人に必要な考え方も得られるなぁと思います。ウマたんさんはデータサイエンス大全という書籍も出版されており、データサイエンスに入門したい方は併せてお勧めできますね。
データサイエンス研究所
データサイエンティストに必要な基礎技術や理論について解説しているチャンネルです。扱っているトピックの幅広さが非常に特徴的で、スキがないラインナップとなっています。理論では線形代数も解説していました。(DSといえばMLや統計が脚光を浴びがちですが、ココを扱っている方は中々見ない印象です。個人的には因果推論の理解を深めるのに参考にさせていただきました。)
AI・データサイエンス研究者「へちやぼらけ」
データサイエンティストVtuberの方が発信しているチャンネルです。過去動画は統計や機械学習の解説動画を中心にアップしており私も視聴していました。直近は話題のchatGPTを取り上げたり、日本の社会事情についてデータを切り口に分析してみた動画も発信しています。
AIcia Solid Project
こちらもデータサイエンティストVtuberのチャンネルですが、各種機械学習の理論、それらの下支えとなっている数学的な知識について解説されています。ホワイトボードを使用して数式の意味や照明の流れを丁寧に説明しています。最新のアルゴリズム解説や生配信では論文読みもしています。中の方が出版した書籍「分析モデル入門」もAmazonでかなりの高評価を受けており、理論が極めたい方にはどちらもオススメです。
Data Engineering Study
その名の通り、データエンジニアに関する内容を中心に取り扱っています。ForkwellとprimeNumber社が主催しているウェビナーが大本で、Youtubeには勉強会のアーカイブをアップロードしています。各回のテーマが基調講演もしくは事例講演となっており、前者では基本的な概念を、後者では企業での事例を中心には発表しています。頻度は2月に一回程度ですが内容が、内容が非常に濃密でためになることが多いです。データエンジニアリングを深堀りしたい方には必聴です。勉強会自体はCompassから参加でき、ライブ視聴であればハッシュタグで反応を見たり発表者に質問することが可能です。
MLOps community JP
こちらもウェビナーから。Data Engineering Studyがデータエンジニアリングに特化した勉強会だったのに対し、こちらはMLOpsを知見を共有しあうのを目的としています。近年は機械学習モデルをいかに運用しビジネス価値を高めていくか、ということにも注目されるようになってきました。今後ニーズが高まっていくスキルではないかと個人的には思っています。こちらのウェビナーもCompassから応募することができます。発表者も募集しているようなので我こそは、という方はぜひ！
Tableau極める
こちらはBIツールのTableauの使い方について解説しているチャンネルです。TableauはBIのデファクトになりつつある(個人的な偏見)ので、業務でTableauを扱っている方にはかなりオススメです。
BIはアナリストではもちろんのこと、DSでも必須のツールであると個人的には考えています。様々な視点から可視化し、ステークホルダに刺さる説明ができる方はめちゃくちゃ価値が高い人材になれると思いますね。
おまけ：Youtube Premiumはオススメ
ここまでチャンネルをおすすめしてきましたが、勉強効率を上げるためにYoutube Premiumへの加入を強く推奨します。その理由は下記2点です。
- 広告が表示されない。
- バックグラウンド再生ができる
前者は動画の途中で広告が挟まれなくなるので、視聴中のストレスを0にすることができます。せっかく意欲が高まっているときに広告が出てしまうのはかなり煩わしいですよね。
後者は散歩中のような、スマートフォンを見ることが難しい状況でも視聴が可能です。僕がよくやるのは一度動画を視聴し、その後音声だけをもう一度聞くことで定着を深めるということをしています。月々1180円かかりますが、個人的にはかなりオススメです！
まとめ
今回はデータサイエンスに関して学べるYoutubeチャンネル集を紹介しました。
動画は書籍では得られない知識(企業事例など)を知ることができたり、読むだけではイメージしにくい箇所を理解しやすくする、といった点でかなり優れています。皆様の日々のキャッチアップの一助になれば幸いです。
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